さて前回のビードロックホイール特集:基本構造編を読んでいただいた人は、ビードロックホイールの仕組みはおわかりいただけたと思います。
(読んでない人はぜひ!→こちらから)
さて、今回はどうしてビードをロックする必要があるのか?って事を考えたいと思います。
それはズバリ
「ビードロックホイールはエアを極端に低くしてもビードが落ちないから」
普通のホイールの場合、エアを極端に落とすと、[ A.タイヤの内圧] が低くなり、[ B.リムに押さえつけている圧力] も弱くなるので、オフロード走行などで [ C.外部から圧力] が加わるとビードが落ちてしまいます。
画像はソリッドレーシングさんから提供のものに一部加工してあります。
そこでビードロックホイール!なんですが、ビード部分がビードロックリングとホイールをボルトを締める事によって固定されていますので、当然といえば当然なんですがエアを極端に落としてもビードが落ちません。
画像はソリッドレーシングさんから提供のものに一部加工してあります。
だからロックへの追随性を高める為エアを極端に落とすロッククロウリングを走るクルマにビードロックホイールの装着率が高いんですね。
ちなみに通常ビードロックホイールは、アウター側(上図だと右側)のみのビードロックになりますが、インナー側(上図左側)は大丈夫なの?と疑問に思いましたが、ビードロックホイールメーカーのソリッドレーシング石本さんに聞いたところ「インナーリム側はドロップセンター迄の距離が長いのでビード落ちする事はほとんど無い」との事です。
また副産物的な事ですが、ビードロックホイールの良い点としてホイールのリムが損傷してエアが抜けて走れなくなる確率が低い事も上げられます。
ロックなどを走るとどうしてもロックでホイールが削れたります。ビードロックホイールは通常のリムよりも分厚いビードロックリングがホイールの一番外にありますのでリングが傷つくだけで走行は可能です。また傷ついたビードロックリングは固定しているボルトを外せば交換可能です。
ここまではビードロックホイールのメリットを書いてきましたが、デメリットもあります。
まずビードを固定しているのはあくまでもボルトだけで、挟んでいるものはゴムと言う弾力性のあるものなので、ボルトの緩みやエア漏れ等が起こりやすく、また疲労が溜まってボルトが破断って事もあるそうです。
この為アメリカではビードロックホイールを履いてのハイウェイの走行が禁止されています。但し日本ではビードロックホイールの区分けがないので、強度があれば車検をパスできるのが現状だそうです。
4X4LIFEのショップさんに聞いてもやはりあくまでも競技用として販売しているとの事です。
このようなデメリットもよく理解した上で、やはりビードロックホイールは普段からメンテナンスをしない様な人が通勤に使用するホイールでないことは確かです。
よく辺をよく理解してビードロックホイールを選びましょう。
















